広島県神石高原町の油木地区に住む人々が生活模様を投稿するサイトです。

畳の思い~歪んでたっていい~

2019/03/10

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畳はどれも同じに見えます。

 

隣り合っているものの位置を入れ換えても なにも問題ないように思いませんか?

 

ところがどうもそうではないらしいのです。

 

建設関係の仕事をする父の話によると 畳はその部屋ごとに作られており その部屋のどこにはるか 1枚ずつ決められている。

 

そしてそれを表すために畳の裏には方角が書かれている というのです。

 

そんなバカな! ということで 1枚ちょっぴりはがしてみました。

 

確かに書いてあります! 左上に「南西→」。

 

その下真ん中あたりに「居間」。

 

とありました。

 

父によると 家や部屋というのは どう大工さんががんばっても きれいな四角にはならない だから畳もその歪みに合わせて作られはめられる。

 

普段何気なく生活する部屋のなかに 人々の工夫や思いがあるんだなぁ。

 

部屋と同じように社会や地域も どれだけ精密に設計されているように見えても 歪みは必ずあります。

 

そして畳と同じように人にも 社会の中に自分にあった的確な場所 そこにしかはまりえない場所が 必ずあります。

 

でも、畳と違ってその場所は 自分で気づくしかない。

 

部屋にも畳にも 社会にも地域にも それを造った人々の 工夫と思いがこめられています。

 

だから歪んでたっいいなって思えました。

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