美味しい新米を食べる会2018
今日は美味しい新米を食べる会の日でした。
ギリシャ神話では冥界の食べ物であるイチジクを4分の1食べたら、一年の4分の1を冥界で過ごさなければならなくなったというものがあります。日本の神話でも、比婆に墓があるとされているイザナミがあの世の食べ物を食べたらあの世の姿になってしまったという話があります。
つまり、昔から世界共通でその土地のものを食べることはその土地の人間になるという意識があったんですね。
この年3回行っている小野の美味しいご飯を食べる会シリーズは、地域外の人が小野地域の人と同じ釜の飯を食べて、一部でも小野の人間になってもらおうというものです。
実際、この会の初期からずっと来てくれている家族は、今では小野の祭りの神祇や巫女舞に参加してくれています。
この会で出る食材は調味料を除いてすべて、この小野で育てて小野で採れたものです。
この日の為にイノシシにもしっかり食べさせて育ててきました。野放しですが。
その食材で、
・羽釜の新米ごはん
・イノシシの新生姜焼き
・干し柿、サツマイモ、新生姜、椎茸、たまねぎの天ぷら
・イノシシ汁
・ポテトサラダ
・キビもち、生姜もち、大福もち
・新玉ねぎのサラダ
・網焼き原木椎茸
のメニューを参加者と小野住民が一緒に作って食べました。 食後は正月飾りづくりです。 毎年この会では眼鏡型の正月飾りを作ります。 毎年参加してくれている子は段々上手になってきて、立派な正月飾りを黙々と作っていました。


