柿を干しました
柿を干しました。
小野地域だけでなく、田舎では柿がいっぱい生っているのに放置されている木がたくさんあります。
持ち主がもう高齢化してしまって柿をとるのが大変だという場合や、空き家になっているためにとる人がいないためです。持ち主の方に採らせてほしいと言えば、だいたい採らせてもらえることが多いですね。 近所の方が3年くらい前に干し柿の作り方を研究したことがありまして、それによると、 ・紐が実に当たらないようにする。 ・晴れた昼間は外に出して、夜や雨の時は室内で扇風機にあてる。
・屋内と屋外で動かせるようにする。 というのがポイントでした。 やっぱりカビてダメになってしまうことが多いので、いかにカビさせないように乾燥させるかが大事なようです。 近所の方は電動の一輪車を改造して移動できるようにして、大量の柿を横に張った紐に括りつけていました。 うちは数十個くらいしか作らないので、突っ張り棚のようなものにハンガーをつけて物干し竿にかけられるようにして、柿一つに一本紐を括りつけました。 突っ張り棚につけきれなかった分は、ハンガー二つの間に木の棒を二本つけて同じような形を作っています。
干し柿にするには熟しすぎて柔らかくなっている柿もあります。そのジュクジュクになった柿の皮を手で剥いて、食べるとこれが美味しいんです。渋柿の渋みは熟すと全く無くなっています。他にも焼酎をかけて袋に入れて密封しておくなど様々な渋みをとる方法があるそうです。
